彦市   » 人類生存の危機 » 社会の不安定要因

1.世界の不安定要因

まず先に、地球の自然環境問題があります。

空気汚染、オゾン層破壊、二酸化炭素濃度、水質汚濁、土壌汚染、砂漠化、凍土融解、南極の氷融解、森林破壊、放射能汚染などです。

これらの自然環境悪化によって、生態系が乱されて、多種の生物が減退しています。

人間は、生物多様性の中で生存してきました。

次には、人口増加と難民問題です。

アフリカ諸国とアジアの開発途上国では、人口が大きく増加しています。

世界の人口は70億人と言われていますが、30年後には100億人に達するとの予測もあります。

この人口が急激に増加している国は、国民の生活が貧しく、今まで幼児の死亡率が高かったので子沢山の生活でした。

それが、医療環境が整備されたり、食糧が豊かになったので、死亡率が低下した結果です。

ヨーロッパでは、難民問題で揺れていますが、殆どが生活苦による避難民です。

「難民条約」に該当する人は僅かな数のようです。

IS(イスラム国)が出来てからは、先進国でテロ行為が頻発しています。

この問題は、社会の格差拡大に不満を持つ若者が加担しているようで、容易に解決できないでしょう。

経済的な面では、金融機能と情報機能が発達した結果、グローバル化が進み、大企業の国際化によって、大企業の一人勝ち状態です。

国家の統制が困難になりつつもあり、国際犯罪も多くなっています。

資本主義国では、自国民の不満増加に対処するため、社会福祉と職場確保を優先する政策になって、国内重視の保守体制になりつつあります。

その結果は、覇権国が多極化する傾向にあり、地政学リスクが生じつつあります。

2.日本の不安定要因

戦後70年が経過して、平和ボケの日本人は豊かになった環境で生活を楽しんできました。

しかし、従来の輸出立国政策が成り立たなくなっています。

企業の人件費を抑制するために、非正規雇用の労働者が半数近くなっており、賃金格差の為に、生活困窮者が増大しています。

また、社会福祉関係費の割合が大きくなって、高額な財政赤字を国債で賄うことが常套化しており、1,000兆円を超える国債残高となっては破たん寸前の国家財政です。
幸いに、国民の貯蓄額で国内担保できていますが、今後の余裕がありません。

日本社会の伝統であった家族形態と村社会が崩壊して、高齢者が孤立したり、自分勝手な若者が増加したり、地域社会の協力体制が薄れたり、弱肉強食社会になりつつあります

[引用資料]

別掲 6-17 グローバル化する社会



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初版日時: 2017-03-06 (月) 08:46:20
最終更新: 2018-02-15 (木) 12:54:39 (JST) (6d) by hikoichi