彦市   » 私の作業ミス事例 » 3。粉末消火剤をボイラー室に誤噴射した

ボイラー室には重油炊きの大型ボイラーが2機設置されていた。

このボイラー火災に備えて、自動粉末消火設備が設置されていた。

初回点検時でもあったので、装置のバルブの動きを確認した。

そのうちに、バルブの操作を誤って、消火薬剤が噴出してしまった。

 

噴射量は数リットル程度と推量するが、ボイラー全体が薄く雪化粧したような状態になった。

これを拭き取る清掃作業が2時間ほどかかった。

消火薬剤は、リン酸アンモニュームであるが、微粒子状で表面を防湿コーティングしてある。

従って、軽くてサラサラした粉末で、掃除機では回収処理できなかった。

配管があり、足場が悪くて、作業が捗らなかった。

手箒で掃き寄せて、塵取りで回収したり、濡れ雑巾で拭き取った。

 

このビルは、市街地再開発で建てられた地上8階地下2階の複合用途で、地下2階にボイラー室があった。

管理組合の職員が理解ある人で、実損もなかったので、問題にならずに済んだ。

 

粉末消火設備の配管に消火薬剤が残留していると固着して動作不良を起こす場合がある。

そのため、使用後に配管内の薬剤をパージするために、クリーニング用の配管が附加されている装置もある。

一般には、消火薬剤が充填されている装置では、バルブの操作は禁止である。



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初版日時: 2017-03-10 (金) 15:32:39
最終更新: 2018-02-15 (木) 12:05:25 (JST) (4d) by hikoichi