彦市   » 私の作業ミス事例 » 2。圧縮機の部品を運搬中に怪我をした

部品とは、大型空気圧縮機のバルブであるが、整備済の予備品を整備場から出して、リヤカーに乗せて運んでいた。

リヤカーがスロープを上り始めた直後に、バランスを崩してバルブがずり落ちてきた。

たまたま押す役であった私の右手に触れて、小指を潰してしまった。

かなり酷く裂傷して、治療後に労災保険の障害者認定を受けたが、現在でも傷跡があり指先が曲がっている。

 

当時は、毎時2,700m3という大量の空気を6段圧縮して、200気圧まで圧縮していた。

この圧縮機には、吸入側と吐出側を合わせて18個のバルブが付いていた。

このバルブは、圧縮熱で高温になり、シリンダー部に注入したオイルが炭化して汚染される。

汚染が酷くなると、動作が悪くなって圧縮空気が逆流するので、効率が落ちたり、中間段の圧力が異常に上昇して安全弁が作動することもある。

従って、3ヶ月毎に圧縮機を停止して、整備済のバルブと交換をしていた。


このバルブは、外観が石臼状であり、1個の重さが20~30kgであった。

私がリヤカーを押す際に、底板部に手を当てていたので、スロープでバランスを崩す結果となったもので、私の作業姿勢が悪かったのが原因であった。


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Last-modified: 2018-10-14 (Sun) 09:11:56 (JST) (186d) by hikoichi