断熱タンクローリー車に液体酸素の注入を完了して、連結パイプを外す際に、頭から1リットル程の液体酸素を浴びてしまった。
あわてて作業服を脱いだが、首から背中に入った液体が皮膚を刺激するので、しばらくは痛みが走った。
幸いに、背中に入ったのは極少量だったので、健康被害は無かったが、量が多いと凍傷となる。
当時のローリー車では、注入口が地上2mほどの位置にあって、「チャージパイプ」と称する銅製の蛇腹パイプを使用していた。
注入が完了すると、パイプ内に残った液体が蒸発するまでの時間を待ってから、慎重にパイプを外すのが標準作業であった。
しかし、時には急ぐ必要があり、液体の蒸発が待てない。
その場合には、注入口のバルブを閉じて、パイプ接続部の爪角を軽く木ハンマーで叩くと、爪が緩んで液体が蒸発ガスと共に吹き出してくる。
このやり方にはコツがあって、失敗すると蒸発ガスの圧力でパイプが外れてしまう。
その際に、立ち位置が悪いと頭から液体を浴びてしまうことになる。
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ぺージ名 : | 1。液体酸素を頭から浴びた |
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初版日時: 2018-04-13 (金) 18:53:00
最終更新: 2018-10-14 (日) 09:11:24 (JST) (128d) by hikoichi