彦市   » 依佐美送信所(改訂6版) » アース抵抗値の推察

電気技術者は、第1種接地工事で10 Ω以下の規定値を維持することに苦労します。

アース電極を埋設しても10 Ω以下にならない地盤が多いからです。

一般に、アース抵抗値の計測は3電極法で交流を流して行いますが、低い抵抗値を正確に測定することは困難です。

接地抵抗値とは、アース電極から地球深部までの分布抵抗ですから、土壌の抵抗率に大きく左右されます。

電極埋設部近くまでの抵抗値を低くしても限界があります。

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土壌の抵抗率は10~1,000 Ω・mの幅があり、一般的には 50~100 Ω・mで計算します。

アース電極を広範囲に亙って、かつ、深く埋設するほど抵抗値が低くなります。

例えば、ρ = 100 Ω・mの土壌で1m2 の電極では約 20 Ωですが、10 m2 なら約 5 Ωとなります。

依佐美送信所の網状多重アースでは、面積 S = 1,760 x 880 = 1,548,000 m2 で農耕地ですから、ρ = 50 ~ 100 Ω・m、半球の半径は等価的に 50 ~ 100 m として、約 0.5 ~ 1 Ωと推察します。



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初版日時: 2018-08-18 (土) 13:47:47
最終更新: 2018-10-11 (木) 19:43:17 (JST) (34d) by hikoichi