彦市   » 依佐美送信所(改訂9版) » はじめに

筆者が 「依佐美送信所ボランティア・ガイドの会」に入会したので、先ずは、自分が設備の内容を理解する必要があって、電気技術者の立場から学習したところ、当時の技術レベルの高さに驚きました。

しかし、機器の構造が不明であったので、ヨーロッパまで届いた電波をつくる機能が理解できませんでした。

そこで、関係資料を検索しましたが、入手できた技術資料が乏しいので、自分が設計者になった気持ちで、回路や機器の構造を推察して補完しつつ、「自分用のガイド虎の巻」を作成することにしました。

公開した理由は、ボランティア・ガイドの皆さんと知識を共有すると同時に、技術的な事項に関心がある皆さんに依佐美送信所の技術的価値を知っていただきたいからです。

また、この記事を読んで興味を持っていただき、一人でも多くの方に見学していただきたいからです。

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入会して半年の間に集めた資料を参考にして2016年12月に初版を公開しました。

多くの間違いがあることに気づいて、2017年4月に改訂版を作成、更に加筆して2017年7月に第2改訂版を公開しました。

その後、長年調査研究されている会員の柏田氏から、資料提供と助言を得て2017年12月に第3改訂版を公開しました。

2018年2月に全体を見直して第4改訂版を、更に、送信所閉鎖時まで実務に携わって来られた会員の正木氏からの助言を得て数か所を訂正して2018年5月に第5改訂版を公開しました。

「周波数弁別回路」と「ヨーロッパ諸国への送信」を追加して、2018年8月に第6改訂版を、アンテナ出力の訂正並びに理論的に整合性を有する数値で高周波回路を組み立て直し、併せて全般の見直しをして、2019年1月に第7改訂版を公開しました。

更に、「監視室操作盤」の詳細説明図と回転機器のたすき掛け運転切換回路ほか3項目の説明を追加して、第8改訂版として、2019年2月に公開しました。

そして、今回は「チョーク・コイル」、「補機」、「ワードレオナード方式」、「高周波発電機の製作限界」の4項目を追加して、第9改訂版として、2019年3月に公開しました。

当時の記録類が殆どありませんので、矛盾点を見つけては回路定数の変更を繰り返したり、詳細説明を追加して改訂を繰り返した結果、今回の改訂で何とか全般を網羅する記述となりました。

即ち、送信所システムとして、受電から電波送出までを、制御方法を含めて、整合性ある数値で組み立てた回路図を提供し、アンテナ出力500KW の実現を理論的に解説しています。

このレポート作成にあたり、「依佐美送信所ガイドボランティアの会」の先輩会員から技術資料の提供と貴重な助言をいただきましたことに感謝しております。

先輩や有識者のご意見を参考にしながらも、未だ解明できない事項については、独自理論で説明した部分があります。

また、先輩方の公開資料と重複しないように心がけてレポートをまとめております。

従って、まだ間違い箇所があるかと思っていますが、既に発表されている関係資料の捕捉として参考にして頂けたら幸です。

著作権は個人にありますが、仲間のボランティア・ガイド活動に役立つのであれば嬉しいので、ガイド活動に限り、どうぞご自由に利用してください。

下記のウェブサイトとも関連がありますので、併せてご覧ください。

(2019.03.22)

1.依佐美送信所 公式サイト https://www.city.kariya.lg.jp/kankobunka/rekishibunka/rekishi/yosamisoshinjo.html

2.JA2DJN のページ (Yosami VLF Transmitting Station ) http://www.katch.ne.jp/~teru-y/yosami/yosami-2.htm



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初版日時: 2018-08-15 (水) 15:47:39
最終更新: 2019-03-22 (金) 12:44:24 (JST) (2d) by hikoichi