彦市   » 依佐美送信所ー改訂 » 電力損失と発熱・騒音

ワードレオナード方式では回転機械の数が多くなります。

当時の技術レベルの最高の作品ではあっても、加工精度も低いから振動や騒音が高いことが推察出来ます。

また、目的の電波を作るまでの工程が多いため、エネルギーのロスも多くなります。

受電は、電力会社からの専用回線で、3相 3,300 ボルトで 1,500 KVA でした。

最終段のアンテナ出力が最大 500 KWであったので、エネルギー利用効率は 約50 % でした。

ロスの殆んどが熱に変わるので、建屋内に250 KW 近い電熱器が設置されているのと同等の環境であり、騒音も高いので、夏季は劣悪な作業環境となっていたであろうと想像されます。

送信中にはタンク回路の 250 KW 抵抗器からの放熱が加わりました。

夏季の建屋内では、室温35度、騒音が120ホンを超えていたのではないでしょうか。

戦後、アメリカ軍が使用することになって、操作パネル部分が区画されて、空調設備など整備されたようです。

大型機器出力KWロス推重KW放熱方式
誘導電動機92080室内放熱
直流発電機86060室内放熱
直流電動機75080室内放熱
高周波発電機60070外部で冷却
トリプラー50070外部で冷却
キーイングチョーク25040外部で冷却
その他の回転機器90室内放熱



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初版日時: 2018-02-01 (木) 18:55:42
最終更新: 2018-02-15 (木) 15:36:51 (JST) (6d) by hikoichi