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電波は、電磁波であり、通信目的を持った特定の磁力線に信号を乗せたもので、高い周波数の交流を空間に流すことで実現します。

空間を伝わるので、電流は流れませんが、磁力線としてエネルギーが伝搬します。

電波を出すには、アンテナが必要です。

アンテナの回路を共振状態に調整して、共振する特定の高周波電源を結合すると、送電部の2極端子からアンテナと大気空間の僅かなコンデンサー容量を通して電気的に閉回路が形成されます。

そして、周波数に対して、アンテナ部が「同調状態」にあると、アンテナ上の波形が同じ形で繰り返されます。

この状態を「定在波」と呼ばれて、アンテナ部では、大気空間に半波長の磁力線を放出します。

これは、電気エネルギーを磁気エネルギーとして大気中に放射することです。

高周波電源」でなければ、大気空間の僅かなコンデンサー容量と同調回路を形成することができません。

 

この現象は、超長波から超短波まで、同様な原理です。

この電波に通信情報を乗せるためには、電圧や周波数、位相などの波形要素を、信号に同期させて変調(2値の繰り返しの経時変化)します。

電波が放射されるのは、アンテナと大気空間で構成される直列共振回路において、その共振条件を満たす高周波の電力を供給することで実現します。

一般に、周波数が高いほど、アンテナの形状が簡単になり、電波の放射も容易になります。



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Last-modified: 2019-03-24 (Sun) 10:05:59 (JST) (25d) by hikoichi