彦市   » 転職自分史 » 4。S防災会社に勤める

火災報知設備の現場実務を習得

就職面談

昭和48年4月、S防災会社が社員募集していたので応募した。

会社は世田谷区下北沢にあり、火災報知設備の専門業者としては古く、沖電気工業の代理店であった。

社長と専務が面接されたので、私の願いとして、「将来は名古屋で防災事業を行いたいので修行したい」と本心を述べた。

人手不足の折でもあって、翌日OKがもらえた。

同僚から学んだこと

こじんまり纏まった事務所で、地下が倉庫になっていた。

60歳を過ぎた高齢社長で、技術的実務は40歳代の専務が担当されていた。

営業は専務と営業係長が担当され、残りは男性4名、女性2名であった。

この業界でも、現場作業は下請け業者を専属化していて、2~3の下請け業者が出入りしていた。

自主営業であり、建築会社からの新設工事と固定客からの改修工事並びに設備保守業務であった。

私は、火災報知設備の全般について実務を習得することに努めた。

消防設備士の資格取得

帰宅後は、消防設備士の受験勉強に精を出した。

入社7ヶ月目になって、全種目の試験に合格できた。

実技試験が難しくて、6ヶ月で全種目合格したので珍しいと言われた。

会場は東京消防学校であり、試験会場には常時試験用の機器や設備が完備されていて、他県と較べて受験者も多かった。

因みに全種目とは

  • 第1種 屋内消火栓設備、屋外消火栓設備
  • 第2種 泡消火設備、粉末消火設備
  • 第3種 炭酸ガス消火設備、ハロン消火設備
  • 第4種 自動火災報知設備、消防機関に通報する設備
  • 第5種 避難器具
  • 第6種 消火器
  • 第7種 漏電火災警報機

第1種から第5種までは、甲種と乙種の資格があり、甲種は設計・施行もできるが、乙種は保守点検に限定される。

第6種と第7種は乙種のみである。

退職そして故郷へ帰る

翌年の2月に退職を申し出た。

仕事には真面目に取り組んだので、嫌味を言われることはなかった。

女性社員からは花束をもらったりもした。

特に専務が好意的で、大変にお世話になった。

この業界は、一人で出来高払いの仕事をした方が高収入になるから独立自営が多く、会社は人事管理が不要で、材料支給でのメリットがある。



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初版日時: 2018-04-17 (火) 17:57:31
最終更新: 2018-04-17 (火) 17:57:31 (JST) (18d) by hikoichi