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パソコンのメンテナンス
パソコンの耐用年数を10年として、それを目安に使いつづけると5年過ぎるとトラブルが発生し出すであろう。

主な現象は、以下のものであろう。

1。反応速度が低下する。

2。使用中にフリーズして、再起動しないと復旧しない。

3。DVDドライブの動作が悪くなる。

4。プリント出力が悪くなったり、動作不良を起こす。

5。起動時間が、やたら遅くなる。



そこで、日頃のメンテナンスが必要になります。

ここでは、私の経験から解説しますので、専門家レベルではありません。

1。不要なデータやファイルを削除する。

パソコンのソフトは必要最低限の構成で使用するのが理想です。

動作が速くて、トラブル発生も少ないです。

そこで、定期的に見直して、不要となったファイルを廃棄します。

併せて、ゴミ箱も定期的に空にします。

2。内蔵ハードディスク(C)を定期的に最適化する。

Cドライブには、プログラム関係のファイルとデータ・ファイルやテンポラリー・ファイル(一時保管場所)などが混在しています。

長く使用すると、細切れ状態になってしまい、読み出しに時間がかかります。

そこで、定期的に整理整頓する必要があります。

これがデフラグと呼ぶ作業で、使用頻度の高いファイルを優先して最適配置化します。

深夜に自動的にデフラグを実行する設定にすると便利です。

3。パソコン本体とマウスを定期的に清掃する。

パソコン内部に埃が溜まると、放熱が悪くなってCPUのオーバー・ヒートで動作が極端に低下したり、破損します。

マウスに埃が付着すると、マウス操作が不安定になります。

6ヶ月に1度は清掃しましょう。

4。使用頻度の低いアプリケーションソフトを排除する。

有ると便利と思って無料ソフトを取り込んでしまいますが、使い方が理解できなくて放置していたり、殆ど使わないソフトは、リムーバル・メディア(SDカードやUSBメモリー)に移して保管します。

5。プリンターを定期的に動作させて、テスト印刷で出力状態を確認する。

一般に使われるインクジェット式のプリンターでは、インキの乾燥・固着によって印字品質が低下します。

更には、プリント・ノズルの目詰まりでエラーが出て動作しなくなる。

1ヶ月に1度はテスト印刷で確認しましょう。

6。定期的にデータのバックアップを実行し、システムの保護状態も確認する。

パソコンが故障して、メーカーへ修理に出すと、購入時と同じの「初期状態」で戻ることがあります。

従って、アプリケーション・ソフトとデータのバップアップ(複製)を取っておく必要があります。

また、動作不良を起こしたり、ウィルスに汚染された場合には、過去の正常動作時の状態に復帰する必要が生じます。

このために、Windows には「システムの保護」として、修正ソフトを導入する際には、自動的に「システム状態のコピー」を保存しています。

この保存の有無を定期的に確認しておくと安心です。

7。レジストリの整理・整頓をする。

Windows では、ファイルの保存場所と表示の状態などをインデックスとして、「レジストリ」に纏めて保管しています。

従って、作業の都度、このレジストリと交信して最新情報に書き換えています。

使い続けると、レジストリには沢山の不用なデータが溜まります。

そこで、「RedCleaner」などのユティリティ・ソフトで整理・整頓すると、動作が回復します。

知って得するパソコン操作
 初心者は、知らない操作をすると、画面の表示が変わったり、動作不良を起こすのではないかと心配ですね。

従って、習った通りの必要最低限の操作にこだわります。

以下には、知っておくと便利に安心して操作できる事項をまとめました。

1。ローカルディスクの使い分け

一般に、内蔵ハードディスク(HDD)には、プログラム主体のCドライブ(領域C)とDドライブ(領域D)があります。

Windous7 では、修正プログラムが多数になって大変に広い領域を占領しています。

また、アプリケーション・ソフトやテンポラリイ・ファイル(一時保管場所)、デスクトップのファイル、ドライブを指定せずに保存したデータ・ファイルなども、Cドライブにあります。

もし、Cドライブが満杯近くなると、動作が遅くなったり、プログラムの追加が出来なくなります。

従って、まとまったデータをDドライブに移動したり、データの保管場所はDドライブを指定して、Cドライブの空き容量を増やします。

また、デスクトップには、沢山のファイルを置かないことです。

もし、Dドライブが満杯に近づいたら、外部の記憶媒体(外付けハードディスク、SDカード、USBメモリーなど)に移します。

パソコン起動時にはCドライブを読み込みますので、Cドライブの整理・整頓が重要です。

2。インターネット回線への接続

インターネットへは、光通信や無線通信で接続する時代ですが、各方式の特徴を知っておくと使い分けできます。

光通信では、1ギガバイト契約を勧められますが、一般の用途では300メガバイト契約で十分です。

家庭用ルーター(宅内の変換・分配装置)で無線LAN(Wi-Fi方式により居住空間内の通信が可能)を使うと便利ですが、ケーブルによる接続の方が、速度は格段に速くて安定しています。

無線通信は、外出時のモバイル機器用が主用途です。

気象条件や通信基地局の位置や同時使用者数によって継がり易さにバラツキが出ます。

最近になって、家庭内ルーターでも外部の基地局との通信(無線WAN)が可能な機種が出ました。

これを設備すれは、光通信よりも安価になります。

3。セキュリティ・ソフトの導入

一般に使われているセキュリティ・ソフトは、ウィルスバスター、ノートン、マカフィーです。

私はマカフィーを使用していますが、3社の優劣は殆ど同じです。

無料ソフトも沢山ありますが、有料ソフト(年間で 5~7,000円)を使用すべきです。

無料のセキュリティ・ソフトでは、自動更新がされませんので、新しいウィルスに対処できません。

新しいウィルスこそ危険であり、巧妙に侵入します。

4。起動時の注意

Windows はプログラムが過大であり、起動時間が長くかかります。

そこで、初期トップ画面を早く出して、起動時間を短く見せかけています。

初心者は、起動初期画面を見て、起動完了したと判断しがちですが、実際は起動途中なのです。

起動中の確認は、HDD(内蔵ハードディスク)を読み出している表示が出ています。

それは、パソコンの機種により違いが有りますが、ドラム・マークのところが点灯中となっています。

この点灯が点滅に変われば起動完了です。

もし、起動中に画面をクリックしても受け付けませんし、複数回のクリックを重ねると、画面が乱れて慌てることになります。

5。終了時の注意

終了時には、作業結果の保存や一時保管のファイルから所定の場所にデータを収納します。

また、使用中のプログラムをRAMメモリーから消去します。

特に、Windows の修正プログラムでは、システムの改訂を伴っているので、途中で電源を落とすと、次回の起動時に影響します。

従って、100V電源を切る場合は、正常終了の表示を確認してから実施してください。

1日に何回も使用する場合は、シャットダウンしない方が安全であり、再起動が速いです。

1時間以内の休止は「スリーブ」を、1日以内の休止は「休止状態」を選択します。

1日以上の休止や1週間の連続使用に達した場合には、「シャットダウン」を実行します。

また、プログラムのインストール時や設定変更などで指示があった場合は、「再起動」をします。

再起動するまでは、設定変更やインストールしたプログラムが有効になりません。

スリーブ」とは、Windows プログラムを一時停止すること。

休止状態」とは、アプリケーション・プログラムのRAMメモリーまで停止すること。

シャットダウン」とは、一時保管中のデータや修正プログラムなどを、所定の場所に移した後に、設定された起動準備状態に戻すこと。

6。クラウドの活用

クラウド(雲の意味)」とは、大容量の商用コンピュータのハードディスクを借用して、他のコンピュータ等のメディアからもアクセス出来るシステム構成です。

つまり、限られたグループの利用者間でデータを共用したり、自分のパソコンのデータ・ファイルと同期させて複製を作ることができます。

使い方によっては便利ですが、セキュリティ面で危険があること、パソコン自体の負担が増大することがデメリットです。

代表的なものが、マイクロソフト『OneDrive』アップル『iCloud』『Dropbox』『GoogleDrive』『Yahooボックス』『AmazonCloud』等がある。

(機能はほとんど同じであるが、利用できる容量、有料無料、扱えるデータ種類などに違いがある)

インターネットの知識
ホームページを閲覧したり、メールを送受信するとき、普段は”結果良し”で過ごしています。

ところが、通信不能になると、対応に四苦八苦ではないでしょうか。

少しの通信原理を知ることによって、慌てず適切に対応することができます。

ここでは、初級者向けに実用記事を掲載しますので、ご参考にしてください。

1.プロバイダー(通信代行業者)について

2.ドメイン名とIPアドレスについて

3.プロトコル(通信手順の規格)について

4.電子メールの送受信について

5.ストリーミング再生について

6.エラーコードについて

7.無線によるデータ通信について

1.プロバイダー(通信代行業者)について

インターネットや電子メールは、通信内容に適した回線速度の通信回線に接続して、契約したプロバイダーの設備(専用のサーバーと各種の変換中継器)を通して相手に接続出来るのです。

ここで、プロバイダーは、一般に回線業者(光通信回線、ケーブルテレビ回線、ブロードバンド回線など)が兼ねていますが、別の専門業者と契約することもできます。

ストリーミング(動画や音楽の連続的再生)には、実質100Mbps程度の通信速度を必要とします。(ブロードバンド回線では速度不足です)

スマホやタブレット端末などの移動体通信に於いては、Wi-FiかLTEの無線回線が必要です。(動画の場合)

スマホやモバイル機器を使用して無線通信する場合は、無線回線を運用する移動体通信業者がプロバイダーを兼ねていますので、改めてプロバイダー契約することはありません。

デジタル通信では、利用者のデータ情報をパケットと呼ばれる制限された大きさのデータに小分けして、微小時間づつに区分して、業務用のデータの送信に割り込ませて、プロバイダーの専用回線で高度な多重通信技術で相手のプロバイダーへ伝送し、相手の所属するプロバイダーで整理して相手のパソコンまで送信します。

相手側では、受け取ったパケットを元通りのデータ配列に復元します。

もし、データが復元できないとエラー信号が返されます。

インターネットの場合は、ホームページで提供される情報を受け取ることが主目的です。

また、写真や動画を送信するためには、高速の通信速度を要求されます。

従って、下り回線の利用が多いので、プロバイダーでは、下りを優先した運用になっています。

メールの場合は、両方向通信ですが、一般に、データ量が少なく、しかも、受信データはプロバイダーで一時保管されたものなので、通信速度は問題になりません。

2.ドメイン名とIPアドレスについて

ドメイン名とは、人間が見やすいように文字で表示したアドレス名です。

下記は、ホームページの場合の例です。

基本は、スキームでアクセスするプロトコルを指定します。

(メールの場合は省略できます。)









下記は、メールの例です。

@(アットマーク)をつけて、自動ログインとしています。









ネット通信では、数字の組み合わせたIPアドレス名が使われます。

そこで、プロバイダーのDNSサーバーで、ドメイン名をIPアドレス名に変換します。

現状では、IPアドレス名が不足状態であり、プロバイダーで動的に(その都度)アドレスを付与します。

















3.プロトコル(通信手順の規格)について

プロトコルとは、国際的な通信用規格と思ってください。

ホームページは、HTTPプロトコル、電子メールは、SMTPプロトコルで通信されます。

送受信のデータは、文字データ、画像データ、音声データに分けて、それぞれを別個に取り扱われます。

文字データは、アスキー・コード(米国の工業規格の一部で、世界標準でもある)で、1バイトで1文字として出力します。

画像データは、バイナリ・コード(1と0の組み合わせ)で、画像素子に分解した情報を順次掃引して、その素子(ドット)単位で出力します。

音声情報は、音声波の瞬時変動を伝達する最高周波数の2倍でサンプリングします。

そして、そのサンプリングデータ(音の強弱情報)をバイナリ・コードで表現出力します。

従って、画像情報よりもデータ量が大きくなります。

一般に、音声情報は7,000ヘルツまでを対象として1秒間に14,400回の割合でサンプリングします。

オーディオ・データでは28,800回の割合でサンプリングします。

そこで、一般には、圧縮してデータ量を減らしています。(mp3ファイルなど)

従って、表示画面と印刷出力画面が同一でなかったり、音声が再生されなかったり、画像が表示されなかったりします。

また、日本語は2バイト文字データとして表現しますので、特別に変換処理してアスキー・コードに合わせて送信されます。

従って、受信側で2バイト文字に復元する必要があります。

ところが、ソフトによっては対応できなくて(特に、外国のソフト)文字として正しく送受信できませんし、ブラウザによっては、一部の文字化け等が発生します。

4.電子メールの送受信について

電子メールは、同じインターネット回線ですが、双方向型切り替え相互通信でありデータの保存と機密性を要するため、送信と受信を分けて、それぞれの専用サーバーを経由して成り立っています。

利用者側は、メーラーと呼ぶメール送受信プログラムを使用します。

プロバイダー側は、MTAと呼ぶデータ処理プログラムを使用します。

プロバイダー側では、メール送信では、SMTPプロトコルで相手先のプロバイダーへ送信します。

相手からのメール受信では、POP3プロトコルによって、専用のメール受信サーバーに、一旦保管します。

利用者から読み出し要求があると、受信サーバーのデータを送出します。

この時、前もって本人確認をすることが原則になっています。

パソコンの入出力インターフェースには、多くのポート分類があって、例えば、インターネットにはポート80番をあてがい、メール送信には、ポート25番を、メール受信にはポート110番をあてがっています。

従って、データが混信することを防げます。

以上は電子メールの基本ですが、趣味で使われているWebメール(フリーメール)では、設定が簡単であり、ブラウザ側で代行しています。

従って、ポート80番でメールの送受信もできます。

この方式では、業務用などでの重要な内容のメール送受信には適しません。









Webメールでは、「HTTP」や「HTTPS」などのWeb通信(ホームページ閲覧など)で使われるプロトコルを使用します。

Webメールでは、メールそのものがユーザーのパソコンに届くことはありません。

メールの既読管理、削除なども全てブラウザのメールサーバー側で行われます。

ユーザー側は、Web画面上でメールを見たり、ボタンやフォーム入力で必要な操作を行うだけです。

5.ストリーミング再生について

ユーチューブやNHKオンデマンドなどの動画を再生するためには、通信速度が問題になります。

一般的には、総合的実測値で10Mbps以上であれば問題なく受信出来ます。

光通信回線の場合には100Mbps~1000Mbpsで契約するので問題なく受信出来ます。

また、ケーブルテレビ回線も同様に問題ありません。

ストリーミング再生は、画像や音声が連続再生しなければならないので、伝送エラーのチェックができません。

従って、データが抜け落ちたり、停止したりしますが仕方ありません。

信頼度の高いプロバイダーと契約することです。

私の場合は、公称1000Mbps(1Gbps)のコミュファ光通信回線で、プロバイダーはODN(昔の日本テレコム、現在はソフトバンク)です。

無線ルーターとパソコンを含めた総合的実測値は下り165/上り282Mbpsでした。(下図の回線速度測定結果を参照)

これが無線LAN接続では、下り47/上り42Mbpsに低下しました。

このように公称値の20%~10%程度の伝送性能となっている例が殆どです。

勿論、回線の混み具合で伝送性能が変動します。

一般に、下り速度 > 上り速度 となっていますが、下り速度で比較検討します。

通信速度の単位で[bps](ビット・パー・セコンド)と[Byte/sec](バイト・パー・セコンド)を間違えないでください。

8bps=1Byte/sec となります。

1Gbps=1,000Mbps=1,000,000Kbps =1,000,000,000bpsの関係にあります。

6.エラーコードについて

ネット通信中にエラーが発生すると、エラーコードが表示されることがあります。

そこで、ある程度の判断ができます。

下記に、主なエラーコードを紹介します。

http://www.aucster.net/httperror.asp より引用









メール送受信時のエラーコードについては、次のHPが参考になります。

http://computer.mcpro.info/Email/errorcode.htm#errorCodeList

7.無線によるデータ通信について

モバイル機器(スマホやタブレット端末など)では、一般に無線通信業者の専用電波を介してデータ通信を行います。

パケット方式のデジタル通信であり、原則はデータ量に応じて課金されます。

自宅の無線LANルーター(宅内中継器)を介したり、公衆施設の無料WiFi設備を介する場合は課金がありません。

趣味の利用では、通信費が負担になります。

安価に利用するには、使用目的と使用頻度に合った方式を選択してください。

私の場合は、楽天ブロードバンドLTEライトで月983円で足りています。

LTE電波方式(次世代スマホのG4方式相当)・・・下り112.5Mbps/上り37.5Mbps

WiMAX(モバイルブロードバンド通信方式の一つ)電波方式・・・下り40Mbps/上り15.4Mbps

スマホのG3電波方式・・・下り14Mbps

WiFi(宅内中継無線LAN)方式・・・LAN ケーブル接続と比べて、25%程度に低下します。

従って、宅内中継器が無線LANルーターで有っても、LANケーブル接続で使用した方が高速となります。

下記に私の測定結果を記載します。

(図1は無線回線で測定、図2はLANケーブル接続の測定レポート出力です。)

















インターネット活用術
このインターネット活用術は、シニアのパソコン初心者を対象として記述しています。

1.ネット社会の現況を理解しておくこと。

今やインターネットの世界規模は、40億アイテムほどのデータが蓄積されていると言われます。

日本語圏では1億アイテムほどかと推測しますが、とにかく情報の洪水状態です。

公的機関と企業のイントラネット(情報が外部に漏洩しないようにガードを強化した社内ネットワーク)を除くと、一般に公開されている情報は、 日本語圏では2~3000万でしょうか?

個人の情報発信は、ブログ形式が大多数を占めています。

ホームページ形式の殆んどは、企業が発信しているものです。

最近になって、ツイッターやフェースブックなどのソーシャル・ネットワーク・サービスもあります。

これらは、簡単に参加できて、ワンタッチで送信出来て即刻に公開されます。

「つぶやき」や「お知らせ」として、気軽に自分を表現できて、仲間がどんどん増加します。

情報の取得には、多少の知識が必要です。

検索サイト(サーチエンジン)の仕組みを知り、検索方法を選択します。

最初は、目的とする有益な情報にはなかなかたどり着けません。

古いデータや2次・3次の加工情報が多くて、玉石混交の中で確かな情報をつかむにはテクニックを要します。

営利を目的としたネットワーク・サイト内や企業の営業情報には、無料で容易に検索出来ます。(よく行き届いていますので)

しかし、自分に有益な情報は会員制サイトや有料のサイトが多くなります。

情報を提供するにはコストがかかるため、提供者は何らかの対価を求めています。

(一部にボランティア活動者もいますが)

2.ネット検索のテクニック

1。自信を持ってインターネットを活用するためには、ある程度の知識を身につけましょう。

 ⇒パソコン初級講座で十分です。

2。効率よく検索するためには、自分で試行錯誤しながら、多少の経験を積むことが必要です。 

 ⇒最も優れていると思われる検索サイトは、グーグル(Google)です。

3。自分好みの情報ルート(Webページ)は、保存・蓄積して、定期的に分類・整理します。 

 ⇒自分のWEBデータ・ベースが整備されると、検索時間の節約となります。

4。新分野の情報は、外国も含めて検索範囲を広げます。

 ⇒キーワードを外国語に翻訳して入力しますと、対象の言語圏からの検索結果が得られます。

3.セキュリティについて

IT技術の進化にともなって、インターネット関連の犯罪が増加しています。

狙われる対象の多くは、公的機関と企業のイントラネットです。

個人のパソコンでは、個人情報の漏出による場合と不審メールからのウィルス侵入です。

これらは、WEBでの買物時に注意すべきことです。

インターネット接続するパソコンには、信頼出来るセキュリティ・ソフトを常時有効に動作させておきましょう。

4.”お気に入り”の整理について

ブラウザーの”お気に入り”(Firefoxでは "BookMarks")は、便利な機能です。

検索結果を、取り敢えず”お気に入り”へ取り込みます。

定期的に見直して、分類・保存するのが良いでしょう。

保存量が増加したら、更に区分範囲を狭くして、子ディレクトリを作成します。

また、Webタイトルそのままでなく、見つけやすい名称に変更しても良いです。

以下は、私の例で説明します









5.閲覧履歴の削除

インターネット検索を続けると、読み込んだ情報(データ)が、自分のパソコン内の一時記憶領域に蓄積されます。

この目的は、次に読み込む時に、自分のパソコン内から呼び出しますので処理が簡略して表示が速くなるからです。

ところが、この一時記憶領域のデータ量が増大すると、動作が遅くなったり、古いままのデータが表示されることになります。

従って、この一時記憶領域のデータ、即ち、閲覧履歴を定期的に削除すべきです。

ブラウザーの「ツール」をクリックすると、「閲覧履歴の削除」として、コンソール窓が表示されますので、例示に準じて操作してください。









6.クラウドの利用について

最近の話題となっているクラウド・サービスについて、概要を記します。

クラウド(雲)とは、”どこからも見ることが出来る”例えで、IT業界での「貸し倉庫」のようです。

即ち、コンピュータ・メモリーを共用して借り受けるシステムです。

現在、一般に公開されているものは5~7GBの容量まで無料です。

個人利用者のメリット

1。仲間や家族とデータを共用して、共同作業ができる。

2。自己の複数メディア間でもデータの共用ができる。

(自宅パソコンと外出時のタブレット端末など)

3。バックアップ・メディアとして、自宅の災害やパソコン盗難などに対処できる。

4。動画データの保管など、無料で、レンタル・サーバに準用した利用ができる。

デメリットの方は

1。セキュリティが低いので、他人から覗かれる心配がある。

2。サーバー管理者(クラウド・サービス・サイト)から、常に監視されている。

3。広告記事を載せられる。

4。使い方によっては、通信料金負担が増加する。

記憶媒体の設備価格が低下しているので、無料で提供しても、広告収入で十分回収できるようです。

また、各サイト間の競争上でも、利用者の囲い込みになって有利になります。

ソーシャル・ネットワーク・サービスにおいても同様の利害関係になっています。

従って、各サイトでは、参加者の拡大(アクセスアップ)に努力して盛んに宣伝しています。

7.具体的な検索方法

1。検索操作の基本

何れのサーチエンジンにおいても共通の検索操作があります。

先ずは、検索方法として、カテゴリ検索とキーワード検索の2種類があります。

カテゴリ検索とは、予めデータをカテゴリ別に分類しておいて、階層構造で詳細に組み立てられています。

この検索では、カテゴリの一覧表示から順次詳細分類に進むと、求めるデータにたどり着きます。

一方のキーワード検索は、データが複数のキーワードをINDEX(見出し)として、一元化したデータベースが構築されています。

この検索では、キーワードの組み合わせを指定して、該当するデータを抽出します。

従って、データベースが大きいほど検索時間が長くなりますが、コンピュータの大型化と高速化によって、この欠点をカバーしています。

キーワードの組み合わせ方法としては、AND (複数のキーワードが合致する)、OR (複数のキーワードの何れかが合致する)、ワイルドカード [*] 記号(キーワード文字列に混入して、対象位置の文字についてはフリーパスとする)の3種類が基本です。

その他の詳細については、高度な方法ですので省略します。

キーワードの入力時には、AND に替えてスペースで区切ります。

(半角、全角何れもOK) また、OR の場合は、OR の表記は省略できず、OR文字の両側にスペースを挿入します。(ORはあまり使用されない)

* 記号は、どこに使用しても良いが、抽出データの範囲が広がります。(* 記号の複数使用もOK)

2。Yahoo!での検索

最初は、ヤフー(Yahoo!)の検索サイトが使いやすいでしょう。

このサーチエンジンは、カテゴリ分けされたディレクトリ型の検索ができるので、目的の情報に容易にたどり着けます。

但し、ヤフーがデータ・ベース化した情報に限られます。

キーワード検索も出来ます。

http://www.yahoo.co.jp/


[img align=lefthttp://160.16.96.149/images/photo/kiji/net-katuyou/P3.jpg[/img]






カテゴリ検索の場合は、トップページの左側にある主なサービス一覧から、カテゴリを選択します。

例えば、「ショッピング」⇒「食品」と選択すると、









キーワード検索をするには、頂部右に位置する「ウェブ検索」をクリックすると、








ここで、検索条件を設定することもできます。








ここで、例えば、キーワードの”すべてを含む”の欄に「シニア生活」 「安心」 「安全」と入力すると 私のHPが4番目に表示されました。(安全・安心なシニア生活)








3。Googleでの検索

幅広く検索するにはグーグル(Google)の検索サイトが優れています。

グーグルは、キーワード検索で、URL、Webタイトル、本文から検索します。

https://www.google.co.jp/








例えば、トップページで、「シニア」と入力すると検索結果の一覧を表示します。

ここで、頂部の選択バーを見ると、初期設定が「ウェブ」となっています。

例えば、ブログに限定したい場合には、「もっと見る」をクリックすると、その他の選択項目がダウン表示されます。

この中の「ブログ」を選択します。 更に絞り込むために、スペースで区切りキーワードを追加します。

例えば、「生活情報」を入力して確認し、更に「地域情報」を入力したら、 私のブログが2番目に表示されました。(シニアの生活情報と地域情報)








4。「画像のあるページ」に限定するには

HPやブログでは、関連した画像を想定してキーワードを入力すれば、画像の一覧表示から選択する方法もあります。

先ずはキーワードを入力して、頂部の選択バーで「画像」をクリックします。

Yahoo!の場合も同様な操作です。








5。「PDF出力のページ」に限定するには

PDF出力とは、アドビ社の文書様式であり、拡大や縮小しても綺麗に印刷出力します。

説明書・報告書・文献・指定記入様式書類などは、PDF出力となっています。

検索キーワードを入力する前に、「filetype:PDF」として、スペースで区切ってからキーワードを続けて入力します。








6。「キャッシュ」の読み出し方

古い記事は、検索サイト(サーチエンジン)の一時保管場所にあります。

ブログやHPが削除された直後や、更新直後に古い記事を再現したい場合に役立ちます。

表示されている見出しの下に、副題があります。

この副題の右の三角印をクリックすると、「キャッシュ」が表示されます。

一般には、サーチエンジンのロボットは10日前後の周期でデータ収集をしているようです。

但し、副題をクリックしても「キャッシュ」が表示されないものについては再現出来ません。

下図は、私のブログの例ですが、約10日前のデータがありました。








7。「関連する検索キーワード」に広げるには

サーチエンジンによっては、親切に関連するキーワードを案内しています。

検索結果の表示ページの底部に参考として「・・・に関連する検索キーワード」として、列挙されています。








8。「類似したサイト」を探すには

ホームページのURLから、内容に関連した類似サイトを探すことも出来ます。

検索キーワードを入力する前に、「related:」として、続けて基準のサイトのURLを入力します。

例えば、http://www.geocities.jp/erigongongon/keyboard.html#keynoyakuwari(キーボードの役割)の類似サイトは、 下記の如く3件ヒットしました。








8.外国のホームページを検索するには

1。日本語のキーワードを外国語に翻訳します。(先ずは英語で)

2。出来るだけ短い単語として、2~3語のアンド検索とします。

3。グーグルまたはヤフーの検索システムで検索します。

4。うまくヒットしたら、「グーグル翻訳」(無料のオンライン翻訳サービス)で日本語に翻訳します。

https://translate.google.co.jp/?hl=ja&tab=wT

5。結果をメモ帳にコピーしてから、印刷出力します。

6。機械翻訳なので、誤訳や未訳部分があったり、文章として継らないので、人の頭脳で修正します。



1例として、「液体ヘリウによる強磁界実験装置」を検索してみました。

1。キーワード 「液体ヘリウム」を英語に変換すると、「Liquid helium」となる。

更に、「超電導磁石」→「Cryomagnet」。

「実験」→「Laboratory」。 「装置」→「Equipment」。

2。上記の4語のAND検索とする。

3。Google を使って検索したら 1,350 件ヒットしたので、「画像」に切り替えてみた。








この中から http://chem4823.usask.ca/nmr/magnet.html を選んだ。


















 


セキュリティ対策
初心者は、セキュリティと聞くと、「パソコンのウィルス危害」を連想して、過去に成功した操作しか出来ず、チャレンジ精神を無くしてしまうことがあります。

パソコンを有効活用するためには、セキュリティ対策の知識習得に、前向きに取り組んでみましょう

 専門書やネット記事が出回っていますので、ここでは、ごく簡単に解説します。

1.どの様な被害を受ける可能性があるか

1-1.フィッシング詐欺・・・パスワードを知られて、他人が貴方に成りすまして買物する。後日に貴方のところに請求が来ます。

1-2.データの搾取・・・パソコンに入っている個人情報や重要な資料を抜き取られる。犯人がそのデータを悪用したり売却したりする。

1-3.パソコンのデータを改変される・・・改変用ソフトを送り込んで潜伏して、予想外の動作をさせたり、動作不良を起こさせる。

1-4.迷惑メールが増加する・・・疑わしい業者と取引したり、友達や知人から、貴方のメールアドレスが漏れて拡散している。

1-5.有害なサイトにアクセスしてしまう・・・特に、家族が被害に遭いやすい。

アダルト、暴力的、犯罪組織など。

1-6.中継局にされる・・・パソコン回線(貴方のアドレス情報)を乗っ取られて、貴方のパソコンから勝手に送信される。

2.どの様な防止対策があるか

2-1.フィッシング詐欺防止・・・パスワードを定期的に変える。疑わしい画面では、パスワードを入力しない。セキュリティ対策ソフトでも予防困難でしょう。

2-2.データを搾取される・・・信頼できるフリーソフト以外はインストールしない。スパイウェア対策ソフトを導入する。

2-3.パソコンのデータを改変される・・・信頼できないメールで、添付ファイルのあるものは開かない。ウィルス対策ソフトを導入する。

2-4.迷惑メールが増加する・・・疑わしい業者と取引しない。メールアドレスを変更する。

2-5.有害なサイトにアクセスしてしまう・・・インターネット受信入口で有害なサイトを選別するファイアウォール対策ソフトを導入する。

2-6.中継局にされる・・・使用しない時間帯はパソコン電源を切る。ファイアウォール対策ソフトを導入する。

3.セキュリティ対策ソフト

個人パソコンのセキュリティ対策には、ウィルス対策ソフトスパイウェア対策ソフトファイアウォール対策ソフトの3種類があります。

これらを統合したものが「セキュリティ対策総合型」と称するもので、一般に広く導入されています。

価格の低いソフトでは、スパイウェア対策が不十分なものがあります。

また、フリーソフトでは、完全な対策は期待できません。

価格的には、総合型で、年間使用料が7,000円前後で、3台まで併用して適用出来るものが普及しています。

プロバイダーの付帯サービスを利用すれば、月間で400円前後ですから割安です。

しかし、スマホとの併用や複数台のパソコンを併用する場合には、不利となります。

メールを殆ど使わず、ネットでの買物もしない場合は、セキュリティ対策ソフトを導入する必要はありません。

Windowsに付属するファイアウォール対策ソフトだけで問題ありません。

注意して使用すれば、被害に遭う確率は低いでしょう。

見落としがちですが、スマホやタブレットでも、セキュリティ対策が必要です。

今後は、スマホの被害が増加すると予想されます。

4.スパイウェアと紛らわしい事象

マイクロソフト社が認証しているユティリティ・ソフト(保守用ソフト)の広告で、スパイウェアと紛らわしい現象が出ますので、ご注意ください。

一般に、有料版と無料版があって、無料版では問題点の検出までを行って危険度を指摘して不安な気持ちにさせて、後は有料版で対処させる広告パターンが多いです。

この場合には、3,000前後の有料版の勧誘広告がしつこく表示されたりします。

必要と思えば、有料版を購入して下さい。

パソコンに被害が生じることはありませんので、不要であれば無料版を削除すれば解決します。

フリーソフトの例では、無料版使用と引き換えに、個人情報の提供を求められます。

提供する個人情報の利用範囲が「利用許諾契約書」に書かれています。

契約上で制約される「利用条件」をよく読んで許諾して下さい。

読まずに安易にクリックすると、相手の意のままに利用制限されても仕方ありません。

5.更新プログラムについて

OS(基本ソフト)やアプリ(実用ソフト)におけるバグ(プログラムの欠陥)が発見されると更新プログラム(修正プログラム)が発行されます。

また、プログラムの性能アップや改訂があると、バージョンアップしたプログラムが発行されます。

ユーザーは、常に正常動作を期待して、更新プログラムやバージョンアップ・プログラムを受け入れましょう。

但し、大幅なバージョンアップの場合には、付帯する機器(プリンター、DVDリーダーなど)が動作不良になることがあります。

その場合には、機器のメーカーから、バージョンに合った最新のドライバーソフトを入手して入れ替えて下さい。

また、従来からの古いアプリが動作不良を起こすかもしれません。

この場合には、元のバージョンに戻すか、古いアプリの更新が必要です。

古いパソコンでは、OSの保全サービスが停止されることがあります。

予めアナウンスされますので、買い替えれば解決しますが、使用頻度が低い場合は、そのまま使い続けても問題ありません。

更新プログラムが発行されなくなるだけのことです。

但し、新しく発売されるアプリには対応しないことがあります。

インクジェット・プリンター
 個人用のインクジェット・プリンターについて、私の経験から、取り扱い知識を掲載します。

機種は、キャノン製「PIXUS iP4500」を主体に説明します。

この機種は製造終了品種ですが、 他の機種にも準用できますので、トラブル防止に役立てるために、ご活用してください。

 私が使用中の機種は、キャノン iP7230 です。









1.概要

インクジェットプリンターは、機構が単純であるという特長をもつので、個人用途の殆どが該当します。

メーカーが数社あって、それぞれに特徴がありますが、私は、キャノン製を使い続けていますので、 キャノンの普及型カラー機種について、説明します。

複合機は、スキャナー機能が付加されているもので、構造が複雑で、高価格となります。

インク滴の放出原理から、サーマル方式ピエゾ方式の2方式がある。

キャノン製とヒューレット・パッカー製はサーマル方式で、ノズル手前でインクを 誘導加熱して、沸騰による気泡の圧力でインク滴を放出する。









エプソン製とブラザー製はピエゾ方式で、ピエゾ素子に直流高電圧を印加して、 素子の変形による圧力でインク滴を放出する。









2.サーマル方式とピエゾ方式の比較

長所

サーマル方式では、ヘッドの構造を単純に出来る。

また、加熱でインクの流動性が高い。

ピエゾ方式では、インクの噴出量や液滴サイズを制御しやすい。

また、幅広いインクに対応できる。

短所

サーマル方式では、加熱によるインクの劣化を生じやすい。

また、インクの噴出口が多くなり、クリーニングによるインクのロスが多くなる。

また、水溶性インクに限定される。

ピエゾ方式では、インクに気泡が混入すると、目詰まりしやすい。

また、ヘッドの構造が複雑になる。

3.インクについて

インクジェットプリンターのインクは、熱安定性、微細な形状の保持、安全性など多くの性能が同時に求められます。

色の特性として、発色の美しさ、インク濃度の高さ、色あせしにくいという点も重要になります。

使用される水性インクには、染料系インクと顔料系インクがあります。

染料系インク

染料は被印字媒体に対して色素を染み込ませて色をつけるので、写真との相性がよい。

初期のインクジェットプリンターから採用され、現在でも広く普及している。

染料系インクの長所は、色再現性が高いこと、光沢が出やすいこと。

短所は、耐水性が低い こと( 水に濡らすと、にじみが生じやすい)。

また、耐光性が低い こと( 太陽光などが長時間当たると、色あせ(退色)を起こしやすい)。

顔料系インク

顔料は、顔料素材の粒子であり、インクの色素が被印字媒体表面に固着して色をつける。

顔料系インクの長所は、耐水性が高いこと、耐光性が高いこと。

短所は、耐摩擦性が低いこと( 顔料粒子が紙内部に浸透しないため印刷面をこすると色落ちしやすい)。

また、溶液としての安定性が悪い。

更に、粒子であるため比較的ノズルの目詰まりを起こしやすい。

また、光沢が出にくい。



4.メーカー純正インクと一般の市販インクについて

純正品の価格が高いので、市販の非純正品を使用されますが、あくまでも自己責任です。

汎用の機種では、非純正品の種類も多くて、価格の差も大きいようです。

しかし、インクの品質やインクタンクの加工精度が悪いものもあるので、トラブルも起きやすく、インクの消耗量も多いようです。

また、ノズルの目詰り対策で、界面活性剤の洗浄液やアルコール系溶剤を使用されるケースもありますが、これらも、メーカーは推奨しておりません。

溶剤等によって、インクの洗浄はできますが、光センサーを劣化させたり、基板を傷める危険があります。

使用頻度の低い方には、機器を長く持たせるためにも純正品の使用をお勧めします。

本体価格を低く抑えた普及機種では、純正品インクタンクを購入されることを想定して、価格設定されています。

5.用紙の選定とプリンターの設定

インクジェットプリンターにとって被印字媒体となるのは主として紙であるが、特に主流である染料系インクを普通紙に使用した場合、にじみが発生する。

またインクが裏側まで染み抜けてしまう、裏抜けという現象が発生する場合もある。

このため、インクジェットプリンターメーカーなどでは高品質な印刷結果を得るためにいわゆる専用紙(インクジェットプリンタ用紙)と呼ばれるものを開発している。

専用紙にはコート紙、光沢紙などが使われる。

湿った紙、破れた紙、薄すぎる紙、表面がつるつるした紙、和紙などは、使用しないほうが良い。

紙詰まりを生じやすいし、紙送りが不規則となって、正確に印刷できません。

プリンターの設定で、注意すべきことを列挙します。

1.用紙の種類やサイズを変更したら、その都度、設定を変更します。

2.まず先に、印刷プレビュー画面で、確認します。

3.面積広く彩色された原稿や画像では、インクの使用量を減らすことを検討します。

4.不要なページを印刷しないように、ページを指定して印刷します。

5.写真は、ファイン・モードに設定し、普通用紙で試し刷りして、確認します。

6.トラブルを生じて、印刷が中止となった場合は、プロパティ画面から仕掛中のタスクを取り消します。

6.主な故障と修理費用

基本的に、メンテナンス・フリーで設計されています。

しかし、精密機械であり、進歩も早いので、長期間の使用には耐えません。

メーカーでは、製造終了後5年をめどに、部品交換や修理受付サービスを中止します。

また、純正インク以外のインクを使用して故障の原因になった場合には、保証の対象になりません。

また、素人が分解した故障機は、修理受付を拒否される場合があります。

従って、購入後1年間の保証期間では、必ず、純正インクを使用してください。

寿命は、使用状態、環境(ほこり、汚染空気、湿度)、使用頻度等によって異なります。

概略で、3年から10年の範囲でしょうか。

製造終了した普及機種では、買い換えたほうが得策です。

以下に、主な故障を列挙します。

A.紙詰まりで、紙片が取り出せなくて、電源が入らない。 

裏蓋を外して詰まった用紙を取り出しますが、残ったら紙をちぎってでもしなければ取り出せない場合があります。

本体を分解すれば取り出せますが、特殊ねじが使われており、素人では分解出来ません。

B.気がついたら、電源が入らない状態となった。  

この故障が多く発生します。   

センサーが多数使われていて、条件が整わないと、起動出来ません。   

プリンターのドライバー・ソフトを入れ直しても復旧出来ない場合はお手上げです。

C.印刷品質が劣化した。   

ノズルの目詰りです。   

ノズルの保守画面で、クリーニングを実施します。   

インクの乾燥・固着がひどい場合には回復出来ません。   

予防策は、最低月に1回はテスト印刷を実行してください。   

但し、頻繁にクリーニングを実施するとインクの無駄となります。

D.使用方法が不適切で、動作不良等を生じた。  

紙の排出やインクタンクの交換時に、無理に大きな力をかけると、器械が壊れます。   

必ず、電源を切ってから、トラブルに対処します。   

また、電源の入り切りは、本体の電源スイッチで操作してください。   

長時間の使用停止時は、カバーを閉じて、異物が混入しないように気をつけましょう。   

水をこぼしたら、しばらく天日干しします。

7.構造と機能

キヤノン独自のバブルジェット方式では、ヒーターによってノズル内に気泡(バブル)を発生します。

この圧力で微細なインク滴を吐出し、紙に吹き付けてプリントします。

インクの用紙への吐出はキャリッジに載ったプリントヘッドが担い、用紙の動く方向と直角方向にヘッドが動き、プリントします。

高精細なプリントには、ヘッドをナノ単位で制御して、正確な用紙搬送が必要であり、高度な精密技術が要求されます。

以下に、私の故障機の写真を例に、構造を説明します。









ノズル部の詳細は上図の如くで、多数の噴出口があって、順次インク滴を放出する構造です。

ヒーターの加熱時間分の遅れを多数のノズルで補っています。

標準印刷では2pl ノズルを、ファイン印刷では1pl ノズルを、高速印刷では5pl ノズルを使用します。

この図は、カラー部のノズル説明図ですが、顔料系インクインクは使用出来ません。

他方、下の写真にあるモノカラー用のノズルは噴出口が大きいので、顔料系インクも使用出来ます。









上図で、ノズル部の右側がカラー用ノズルで、左側がモノカラー(黒白)用ノズルです。

データ信号の受け口の奥に、基板があり、信号処理とノズルの制御をします。









休止中は、プリンターヘッドをこの位置に収納します。

ノズル部の乾燥を防ぐとともに、起動時にヘッドのクリーニングを行います。

クリーニング時は、インクパッド・ユニットが下がり、ノズル部との隙間をゴム製の板片で掃引して、清掃します。

この機能から推察されることで、すべてのノズルからインクが放出されます。

従って、ノズルの多い機種では、実際には利用していないインクでもかなりの消費量となります。























右寄りにスポンジ・ゴム製の用紙取り込みローラーがあります。

これは、ハガキにも対応できるように考慮されています。

しかし、A4ペーパーの薄紙では、紙送りが偏ったり紙詰まりを生じやすくなります。
















この電源ユニットはプラスティック製ボックスに入っています。

AC100V側に電源ノイズ・リミッター回路があります。

ガラス管ヒューズは無く、ブレーカーで過電流遮断して、冷却後に自動復帰します。

出力は、左から青ー黒で10V、赤ー黒で5V、黄色は電源制御信号線です。

電源制御回路は、裏面にICがあります。









この基板でノズル部の噴射を制御します。

ノズルの位置関係を計算して、複雑な制御になります。









もし、インクタンクを間違って装填すると、このセンサーで感知します。

また、インクタンクを正しく装填しないと警告表示が出ます。
























ゴム製の丸い凸部がインクタンクのスポンジ部のキャップとなって、休止時のインク漏出を防止します。

非純正品のインクタンクでは、加工精度が悪く、ここでインクが漏出します。









非純正品のインクタンクを使ったり、長期の使用では、インク・アッセンブリーの付近が汚れています。

平常時は、この部分が見えませんので気が付きません。
















漏れたインクやクリーニングによるインクがインクパッド・ユニットからポンプで排出されて、 排出口チューブより放出されます。

この廃インクが底部の廃インク吸収シートに落下します。









DC10V のパルス・モーターと一体に固定された目盛りシートを光センサーで読み取って、 位置検出します。

これは、横方向の制御用です。









隠れていて見えませんが、縦方向の位置制御では、目盛りした透明なテープを、 タイミングベルトと平行に展張しています。

これを光センサーで読み取っています。

以上